ほんとうにあった怖い話

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    カテゴリ: 山にまつわる怖い話


    ∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part30∧∧

    215 :全裸隊 ◆CH99uyNUDE :2006/10/24(火) 23:09:50 ID:lILDiKVZ0
    利用者が好きなことを書き込むノートがある。 
    あちこちの山小屋で見かけるもので、別段、珍しいものではない。 
    その日のメンバーや天気、翌日の予定などが書き込まれることが多い。 

    本名を明かすことが今ほど危険でなかった頃、何度も同じ男の名前に出くわした。 
    俺がノートを開く少し前の日付で書き込まれた、その日の山の感想と末尾の律儀な署名。 
    1ヶ月前あたりの日付が多かったが、前日だったこともある。 
    やがて、山でノートを見かけるたび、俺は彼の名前を探すようになった。 
    親近感に近い感情は、確かにあった。 
    いつか会えるのではないかと、そう思っていた。 
    それくらい彼と俺は同じ山へ行っていた。 

    彼の死はテレビニュースで知った。 
    ある山域で行方不明となり、数日後に遺体で発見されたのだ。 
    俺は半月後にそこへ行く計画だった。 
    彼とは不思議な縁がある。 
    どれほど深い縁だろうか。 
    結局俺は、半月後の山行を中止した。 

    今でも、古いノートを置いてある山小屋で、彼の名前を目にすることがある。


    ∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part30∧∧

    260 :本当にあった怖い名無し:2006/10/25(水) 23:18:20 ID:geBDURUsO
    知人Aの話 

    Aの実家は山の中腹にあり、御両親が食堂と小料理屋を足して2で割ったような店を営んでいた。
    店の横の渓流で捕れる川魚料理と山菜料理は絶品で、
    訪れた際は、塩焼き、骨酒、山菜おこわなどを御馳走になるのが楽しみだった。
    商売気はなく、沢山の田畑を貸し悠々自適に暮らす夫婦の趣味の店といった雰囲気だ。

    以前、Aの帰省に同行して厄介になっていた時、
    団体客から問い合わせがあり、魚料理を要望された親父さんは用意できないと断った。
    急な団体では仕方ないが、日を改めてという話も断るのは不思議だった。 


    261 :本当にあった怖い名無し:2006/10/25(水) 23:19:53 ID:geBDURUsO
    電話を終えた親父さんに話をふると、面白い話をしてくれた。
    店の脇には渓流と繋がる生簀がある。
    そこには毎日、決まって32匹の魚がいるという。
    なぜ32匹?と聞くと、大昔、この集落にはAの一族が32人いたからだと言う。
    当時、この辺りの山には鬼が住んでおり、退治されかけて逃げて来たのをAの先祖が匿ってやったそうだ。
    傷が癒えて立ち去る時、鬼は何か礼をしたいと言ったが、先祖は礼などいらないと断った。
    困った鬼は、訪ねて来た時に持ってきた魚を、先祖が喜んで食べたことを思い出し、
    渓流の魚を全て差し上げると申し出た。


    263 :本当にあった怖い名無し:2006/10/25(水) 23:23:05 ID:geBDURUsO
    しかし、川の魚を独り占めなんてとんでもない!と、先祖が断ったため、
    毎日、新鮮な魚を一族の数だけ受け取ることで話がついたという。
    生簀を良く見ると、川との接点には網などの仕切りはなく、渓流から清らかな水が遠慮なく行き来していた。
    まるで昔話だが、少なくとも俺が厄介になっている間は(話を聞いて3日間)毎朝、 
    誰も捕りに行ってないのに、32匹の大きなアマゴが自然に生簀に入って逃げようともせず泳いでおり、
    俺はいわくつき?のアマゴの塩焼きを不思議な気持ちで噛りついていた。


    ∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part30∧∧

    331 :本当にあった怖い名無し:2006/10/28(土) 19:00:44 ID:VBY/BSZn0
    何年か前、東北のある山へ登山に出かけたときのことだった。
    天候も良く、気温もちょうど良い。絶好の登山日和だった。 
    そのせいで浮かれていたこともあったのだろう、
    ちゃんと登山ルートを進んでいたつもりが、いつの間にか獣道へ入ってしまっていた。 
    方角もわからず、これはまずいと思い、
    焦りに焦って半泣きになりながら、ろくに前も見ないでがむしゃらに進んでいると、
    いきなり視界の開けた場所に出た。
    とりあえず獣道を出られたと思い、安心して辺りを見渡すと、その奇妙な光景に息を呑んだ。 
    そこは、えらく殺風景な場所だった。
    半径20メートル程ののほぼ真円に近い広場で、
    他の場所が様々な草木で生い茂っているのに対し、そこだけが足首までの枯れ草しか生えていない。
    他には、登山者の置忘れのような、空の登山バッグが数点と、 
    そして、中心には、根元から枝分かれて、様々な方向へ突き出している木があるのみだった。 
    その大きさの木では見たことのない形だった。
    近づいて見てみると、新しい枝にゆくにつれ多くなってゆく表面の鋭い棘と、反対に滑らかな表皮から、
    それは、たらの木であることがわかった。
    加えて、この季節に葉が全て落ちていた。 
    たしかに、たらの木であった。 
    だが、信じられないとことに、それは根元の直径が60センチ近く、いや、それ以上あった。 
    たらの木とはこれほどまでに成長するのかと、これまでにないくらい遭難の恐怖を忘れるくらいに興奮した。 
    さらに近くで見てみようと体を屈めて近づくと、
    (様々な方向へ枝が突き出ているため、屈まなければ幹へ近づけない)
    それは数本のたらの木が密集しているものであることがわかった。
    それでも、一本一本が恐ろしく太い。ゆうに直径15センチはあるように見える。 
    それに、太さに気をとられて気づかなかったが、高さも相当なものだ。確実に7メートルはある。
    それが様々な方向へ伸び、一目ではたらの木とわからないような形状にしている。 


    333 :本当にあった怖い名無し:2006/10/28(土) 19:02:05 ID:VBY/BSZn0
    しばらくの間、感動してそこに立ち尽くしていたが、
    辺りが暗くなり始めて、ふと、自分が道に迷っていたことを思い出した。 
    しかし、一度興奮した頭が簡単に冷めるはずもなく、
    あろうことか、荷物をそこへ置きっぱなしにして下山を開始した。
    頭の中は、それを人に話してやることでいっぱいだったのだ。

    どこをどう進んだのかもわからなかったが、難なく山を降りることが出来た。 
    一安心して、荷物を全て置きっぱなしにしていたことに気づいたが、
    そのころには辺りはすっかり真っ暗になっており、引き返すのはあまりに危険であった。
    それにしても、現在地がわからない。
    場所を告げる標識すら立っていないど田舎である。宿に戻ることも出来ない。 
    幸いなことに、近くに一軒だけ民家があった。
    迷惑を承知で、恥を忍んで戸を叩くと、人の良さそうな老夫婦が顔を出し、
    こちらの格好を見ると、事情説明を訊くまでもなく快く家へ招き入れてくれた。
    今日はもう遅いからと、食事、風呂、寝床までを用意してくれた。 
    彼らの手際の良さと疲労とで、流されるままだったのだ。
    結局、一晩お世話になることとなった。 

    翌朝、彼らに泊めてくれた理由を訊ねると、
    驚くことに、毎年このような登山者が数人現れるそうだ。
    それで共通するものを見て、事情を訊くまでもなく招き入れたのだという。 
    なるほど、広場にあった登山バッグはそういった類のものだったのかと、一人納得した。 

    その後、あのたらの木を探しに行ったのだが、いくら探しても見つかることはなかった。 
    あれは、そうやって登山者から食料を奪い、成長していったものなのかもしれない。


    ∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part30∧∧

    508 :本当にあった怖い名無し:2006/11/02(木) 06:22:49 ID:VtwFh+WH0
    自分が中・高生のころは、移動に自転車は必須でした。 
    何もない田舎なので、ちょっとした街へ遊びに行くにも30分~1時間なんて当たり前。 
    まだ中学生の頃は街に繰り出して遊ぶ事など知らなかったため、友達の家や筑波山に登ったりして遊んでいました。
    もちろん自転車は必須ですw

    筑波山のふもとの友人の家から、筑波山へ登る細い道路(幅3mほど)があったため、 
    よくそこを使いましたが、その道を使うときはかならず数人で行きました。
    一人の時は不可思議な事件がよく起こったのです。
    しかも、数人で行くときも、絶対にお互いの目の届く範囲で行動する事が鉄則でした。 

    自分が実際に体験したのは以下です。 
    1、登り坂の途中でチェーンが千切れて股間をサドルに強打(つд;) 
    2、帰りの下る道で目を離した隙に自転車ごと何もない空間に大激突。 
    3、カーブを曲がった瞬間崖下に自転車ごと華麗に転落。 


    509 :本当にあった怖い名無し:2006/11/02(木) 06:23:31 ID:VtwFh+WH0
    1のやつは、逆切れしつつ「後ろから誰かがすごい力で引っ張ったんだ!」と。 
    2のやつは、すごい音で振り返ったら道路の真ん中で鼻血を出しつつひしゃげた自転車と転がってた。 
    3は自分ですw ゆるいカーブなのにまるで側面衝突でもしたみたいに突然空中へ。 

    ほかには、 
    ・後ろに誰かが乗ってグラグラ揺らす。 
    ・いきなりハンドルを横にきられる。 
    などがありました。 

    どれも生死にかかわるような事故ではありませんが、 
    見えない壁、重くなる、等の事から「塗り壁の道」と言っていました。 
    今その道はどうなったのかはわかりませんが、 
    筑波山へ続くひっそりとした道路にはご注意くださいw


    ∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part31∧∧

    281 :本当にあった怖い名無し:2006/12/15(金) 00:16:44 ID:lVczk+eeO
    O先生の話 

    小学校の時の担任O先生は山男で、よく山の話をしてくれた。 
    怪談もあったが、子供相手だからか、あまり怖かった記憶はない。
    不思議だったのは八ヶ岳での話だ。
    学生時代に何度も登り、山小屋でバイトもしたという。
    就職を控え、学生時代の登り納めに行くと、
    小屋の主に「地元に戻って先生になるって?」と尋ねられた。
    話した覚えもないので驚くと、客が噂していたと言う。
    バイトで知り合った客や山での顔見知りは多くいるが、自分の近況を知るような者は浮かばず、
    身近に意外な知人がいるのかも知れないと思ったそうだ。 


    282 :本当にあった怖い名無し:2006/12/15(金) 00:18:42 ID:lVczk+eeO
    就職後は近場の山ばかりで、久々に八ヶ岳に出向いたのは教師になって6年目の事だった。
    当時、先生には結婚を申し込もうと考える彼女がいた。
    断られれば憂さ晴らしに八ヶ岳に登る予定だったが、
    OKをもらっても独身時代の登り納めなどと言い出かけたそうだ。
    数年間、年賀状だけのやりとりだった小屋の主に会うのも楽しみだった。
    あえて連絡をせずに出かけたのは、疎遠からくる照れのせいだけでなく、驚ろかせたいというイタズラ心もあったそうだ。
    美しい景色を堪能しつつ辿り着いた小屋は、いくらか改装されて昔の面影は薄れていた。 


    283 :本当にあった怖い名無し:2006/12/15(金) 00:20:20 ID:lVczk+eeO
    それでも、前に立つと胸が熱くなったという。
    案の定、主は驚き、再会を心から喜んでくれた。
    しかし、驚いたのは主だけではなかった。
    主の口から驚くべき言葉が飛び出したのだ。 
    「結婚するんだろ?今度は嫁さんも連れてこい」
    結婚の話は先生と彼女の間で交わしただけなのに、やはり主は客に聞いたという。

    客の特徴を聞いても特定はできずじまいで、気味が悪い話とも言えるが、
    お化けでも何でも、気にかけてくれるのは有り難いことだ。
    悪いことはできないなと、先生が笑っていたからか、嫌な印象はなく不思議な話として残っている。

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