ほんとうにあった怖い話

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    384 :本当にあった怖い名無し :2007/03/15(木) 14:31:09 ID:dqzf07gW0
    最近またその家にいって、デジカメでちょっと撮らしてもらったんで、うpってみます。

    ※覚悟ができるまで画像は見ないでください。
    画像

    どなたかこれの意味わかる方、似たようなものを見たことがある方は、教えていただけませんでしょうか。 

    で、話はまだ続くんですが、 
    そのご両親は探偵を雇って、そのあたりの不審者の情報を集めさせているそうで、 
    僕がF君失踪時のことを詳しく覚えているってことがわかると、その探偵にも会って話をしてほしいって言われたんです。 
    それで、また後日その探偵さんとも会いました。 

    疑問に思ってたことがあって、
    手紙みたいな事件の関連を示すものがあるんだったら、なんで警察に届けないのかなと思ってたんですが、
    探偵さんによると、一応ちゃんと警察にも届けは出してるそうです。 
    でも、3通あるっていう手紙も、3通それぞれは関連が見えなくて、かなり信憑性に乏しくて、
    悪戯の可能性の方が高いと警察は思ってるらしいです。 
    僕が見た御札みたいな奴以外の2通は、普通に文章のある手紙だったらしくて、その2通も筆跡がぜんぜん違うらしいです。
    で、正直なところ、あの両親の話が正しいと思うのかと聞くと、
    「手紙の真偽はともかく、自分の感では『何か』がいるのは確か」みたいな反応でした。

    それからしばらくあのご両親とも探偵とも不沙汰だったのですが、先月にまた会いたいって連絡があって。 
    待ち合わせの場所にいるとタクシーに乗った探偵がやってきて、
    「乗って乗って。ちょっと確認したいことがあるから」と言って、タクシーに乗せられました。 
    車中でいきなり、「最近ちょっと調査に進展がありまして…」て探偵さんが切り出して。 
    探偵さんの話を要約すると、
    何年か前、郊外でやたら猫の死骸が捨てられたっていう地域があって、(そこは僕の学区とはけっこう離れてるんですが) 
    そのあたりを調べてたらでっかいホテルの廃墟があって、
    どうも猫を殺してた奴は、その廃墟でやってたみたいらしいんです。 


    385 :本当にあった怖い名無し :2007/03/15(木) 14:32:28 ID:dqzf07gW0
    ていうのも、廃墟を調べてたら、ある一室が明らかに異常だったらしくて、
    墨で描かれた曼荼羅みたいな、よくわからん複雑な絵が描かれたでっかい張り紙が壁にあって、 
    それ以外の壁も、いろんな御札っぽいのやら写真やらが貼ってあったんですって。
    臭いも肉の腐った臭いがかすかに残ってて、「ああここだな」ってすぐわかったらしいです。 
    で、もうわかると思うけど、
    その絵とかの雰囲気が、あの両親に送られてきたっていう御札の絵とけっこう似てるらしんです。
    (僕は直接は見てないです。あくまで探偵さん談)
    似てるって言うか、雰囲気がどう見ても同じ奴が描いたっぽい感じらしいんです。 
    その場所はもうだいぶ前に見つけてマークしてたらしいんですが、 
    廃墟にいくつか監視カメラをつけて、ずっと毎日録画して、誰かこないかチェックしてたんです。 
    それで、最近とうとう誰か来ちゃったらしんですよ。
    裸足でふらふらして歩く老人がビデオに映ってたそうです。 
    病院の白い服みたいなのを着てたので、探偵さんが近くの病院とかを回ってビデオの映像を見せてみたところ、 
    一昨日それらしい人をやっと見つけたんんだと。 
    でも、その老人が事件に関係があるのかないのかまだわからないから、確認してほしいと。 
    え?なんで僕が確認するの?何を確認するの?って思ったんですが、
    探偵さんは「とりあえずその人の顔を見て、あなたの率直な感想を聞かせてください」って。


    386 :本当にあった怖い名無し :2007/03/15(木) 14:33:15 ID:dqzf07gW0
    タクシーが着いたのは老人ホームの前でした。 
    例の老人は、カメラに映っていた日に無断で抜け出していたそうで、職員の人が見る限りたぶん本人だろうと。 
    探偵さんとふたりでその老人がいる部屋(と言ってもたくさん人がいる相部屋なんですが)に行ってみました。
    ベッドの一角にそいつがいました。 
    なんか呟いてましたけど、目の焦点が合ってなくて、痴呆症って感じでした。 
    5mぐらい手前でそいつがこっち向いて、僕しばらくわかんなかったんですけど、「あ・・・」って気付いちゃって、
    それ気付いちゃったら、もう怖くて緊張で筋肉がギューって収縮して、
    探偵さんに「え?この人なの?」て聞いて、
    そしたら探偵さんが、あーやっぱりかみたいななんとも言えない顔して、
    「えー、すいません。えーと要するに、僕知ってますよね、この人。前に会ってますよね」
    そいつ用務員なんですよ。小学校のときの。
    あのウジが湧いたときに言いに行って、「は?」って顔した用務員なんですよ。 
    歳取ってるから最初わかんなかったけど、ぜったいあいつなんですよ。 

    探偵さんもこいつの経歴調べて、用務員だって知ったときに、 「あ、これはヤバイかも」ってすぐ直観したらしいんですが、
    そいつが勤めてた小学校が変わるのと、行方不明の子のいなくなる場所がちゃんと符合するらしくて、 
    しかも何年か前、老人ホームに入れられてから、
    この辺で猫の死体が出だしたのもちゃんと辻褄があってたりしてて、これは当たりかもって。 
    でも、もうそいつ完全にボケてて、会話もほとんど成立しません。
    自分の好き勝手なことばかり喋ってて、内容も意味不明なんです。
    もとからちょっと知的障害だったらしいです。子供の頃は全然知りませんでしたけど。 
    結婚もしてないし、子供もいません。完全に独り者のボケ老人です。 


    387 :本当にあった怖い名無し :2007/03/15(木) 14:34:23 ID:dqzf07gW0
    「○○さん」って老人に呼びかけても、
    「わたしは××××××です。(何言ってるかわからない)」とか言うし、 
    子供を誘拐したことはあるかとかストレートに聞いても、
    ごにょごにょなんか呪文みたいなこと言うし、すごい不気味です。 
    一番僕が怖かった彼の言葉があります。
    「鶏が死んだ事件を覚えてますか」
    「知らんよ、わたし。××うじが××××××、二回やぞ、二回。あー、捨てておけばよかった」

    ここから先は完全に僕の妄想です。
    まず、用務員は鶏をわざと飢え死にさせたんだと思います。 
    で、F君は何かの拍子にそれに気付いて、用務員に口封じされたのかもしれません。 
    僕はあいつの、「二回やぞ、二回」という言葉がすごく気になってます。 
    何が二回だったのでしょうか。 
    絶対に僕の妄想なのですが、
    用務員は僕とF君がそれぞれ苦情を言いに行ったのを、同じ子が2回来たのだと思ったのではないでしょうか。 
    僕とF君は背格好はわりと似ていましたら、もしかしたらありえたかもしれません。 
    それで、用務員はウジに関係する『何か』をあまり知られたくなくて、F君を襲う決意をしてしまったのかもしれないんです。 
    もしそうだとしたら、F君は僕の身代わりになってくれたのかもしれないんです。 
    そんな考えが頭から離れず、最近本当に体調を崩してます。本当にツライです。 
    老人に会ったのはその一度っきりでした。
    もう会うことはないと思います。


    388 :本当にあった怖い名無し :2007/03/15(木) 14:36:03 ID:dqzf07gW0
    今後の対応についてですが、問題は証拠が何一つないことです。 
    例のご両親の話では、今のところ警察は以前よりは協力的になってくれていますが、子供達の行方は知れないままです。
    探偵さんは、とりあえず用務員がこれまで住んでいた場所を徹底的にまわって、
    何か痕跡がないか調べていくつもりだとのことでした。 
    僕としては、もうこれ以上積極的に事件に関わるのはやめにしようかと思っていますが、 
    探偵さんからの情報は、引き続き僕にも流してもらえることになっています。 

    長文すいませんでした。 
    もし読んでくれた方がいたら、この事件どう思われたか、感想を聞かしてください。


    ■画像について
    ※覚悟ができるまで画像は見ないでください。
    画像


    410 :本当にあった怖い名無し :2007/03/15(木) 21:02:30 ID:UgFwfYUW0
    俺自身の中でブロックされちゃってるから詳しいことは書けないけど、書ける所をちょっと。 
    密教のとある御本尊様だよ。元は異国の神だね。 
    猫・・・の供物も頷ける。 
    子供を守る意義も少し持ってるんだけど、
    先に書いた様に(多分西洋魔術的に)改変されてるから、子供に対してどういう意味を持つかは分からない。


    447 :本当にあった怖い名無し :2007/03/16(金) 13:35:25 ID:hmhFTDCT0
    >>410 
    kwsk 
    パズズじゃないって事? 


    448 :本当にあった怖い名無し :2007/03/16(金) 14:32:57 ID:rdjOGzM+0
    >>447 
    書いてある御本尊様は密教系の神。但し神部じゃない。 
    書式は古神道。つか古神道のお札を元にしてる。 
    書けるのはここまで。 
    皆に忠告。 
    あの絵を見てちょっとでも気持ち悪いとか思ったら、深入りは止めとけ。

    「『行方不明になった友達 経過報告』」に続く

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    380 :本当にあった怖い名無し :2007/03/15(木) 14:27:43 ID:dqzf07gW0
    これはまだ解決してないというか、現在進行形の事件なんですが、ちょっとみなさんにも聞いてほしいんです。 
    プロの探偵さんにもともと依頼してた事件なんですが、
    警察沙汰に発展するかもしれないし、しないかもしれないし、今はなんとも言えません。 

    僕が小学生5年生だった頃、仲の良かった友達が一人、ほんとに行方不明になったことがあったんです。 
    で、もしかしたらその子をさらったかもしれない奴を、今になって見つけたんですが、 
    ちゃんとした証拠とかはまだなくて、どうしようかっていう状態なんです。 
    みなさんの意見を個人的にちょっと聞いてみたくて、これまでの経緯をここに晒してみます。 
    でも、個人とか地域とかを特定するようなことは書きませんし、みなさんも聞かないでください。お願いします。 

    とりあえず小学校の時の話から。(これは怖い話とかじゃないのでスレ違いかもしれません。すいません)
    友達F君が行方不明になっってしまったのは、夏休みの終わりぐらいです。 
    うちの学校では鶏を何匹か飼ってて、俺とF君は5年生1学期目の飼育係でした。 
    うちの学校は、なんか夏休みでも飼育係が鶏の世話をしなくちゃいけなくて、(どこでもそうなの?) 
    高学年の飼育係が一人づつローテーションで、鶏にえさをやりに登校しないといけない、
    っていう面倒くさい決まりがありました。
    でも、その年は飼育係が4人しかいなくて、(普通は7,8人で回すんですが) 
    これはちょっときついってことで、無理な日は用務員が助っ人してやろうってことに決まりました。 


    381 :本当にあった怖い名無し :2007/03/15(木) 14:28:41 ID:dqzf07gW0
    ある日、僕が一人でえさをやりに学校の鶏小屋に来ました。 
    飼育係のやることっていうのは、 
    でっかいポリバケツに鶏のえさ(穀物みたいなやつ)の袋が入ってて、えさ入れにスコップでザァーてそれを入れて、
    水替えて、小屋が汚れてたらホウキでちょっと掃く、っていう感じなんですが。 
    でも、その日はポリバケツにえさがほとんどなくて、えさ袋を交換しないといけいないと思って、
    空の袋をポリバケツから引き揚げたんです。 
    そしたら袋の底がぬけちゃってて、ポリバケツをのぞいたら底にウジが大量に湧いてて、うわああああああってなって。 
    もう3cmぐらいの厚みで一面にうねうねしてて、すごいグロでした。 
    僕(今でも)そういうのにまったく耐性なくて、蛆虫を見たの初めてでビビりまくってしまって。 

    で、誰か大人を呼ぼうと思って学校中走り回って、夏休みなので全然人がいないんですけど、
    その日はたまたま用務員の人がいて、助けてくれって言ったんですけど、
    用務員さん的には「は?」みたいな感じで、自分には関係ないし今忙しいみたいなことを言われて。 
    それで僕は、そのまま帰っちゃったんです。

    で、次の日の係りがF君だったので、電話でウジのことを知らせて、なんとかしてって言ったんです。 
    それはなんていうか、言葉どおりの意味って言うよりは、
    半分冗談で怖いもの見る前フリみたいな、「あれやばいよ」みたいな電話だったんですが。 

    次の日F君から電話があって、
    『見たけど、あれはキモすぎる。無理。予備のがすごいねん。レベルちがうし』
    「え、予備もなってたん?」 
    入れ替え用のえさが入ってる、縦長の巨大なビニール袋が予備で置いてあるんですけど、それにも湧いてたらしくて、
    『なんか日陰に置いてあるのにそれだけ熱くなってて、おかしいと思ったら中がほとんどウジに変わってたし。
     ウジ虫ソーセージやし。なんでかわからんけど、ホンマに袋が熱いねん。 
     もうめっちゃキモい。よく見たら袋ごとちょっともそもそ動いてるし。もうヤバかったから、逃げてきた』
    「やっばw」 
    そこまでは笑い話(といってもキツかったですが)で済むレベルでした。

    で、そこから5日ぐらい、僕達飼育係は休みで用務員がえさをやる番だったので、 
    たぶんその間にウジは処理されてるだろうとか思ってたんです。
    で、6日目がまたF君の番だったんで、僕はその日、彼からの報告の電話がちょっと楽しみでした。 


    382 :本当にあった怖い名無し :2007/03/15(木) 14:29:35 ID:dqzf07gW0
    で、どうなってたかって言うと、 
    僕は直接は見てないんですが、飼育小屋の状態がおかしかったらしいです。 
    調べてみると、なんか用務員が助っ人するっていう話が通ってなかったみたいで、5日間放置されてしまってて。
    その上、それ以前にも僕とF君が二日連続でえさも水も与えてなかったので、 
    鶏は1週間ぐらい飲まず食わずの状態に追い込まれてしまってて、みんな死んでたそうです。
    ストレスで羽が抜けた奴とか、共食いしかけた奴とかで、小屋の中は酷かったらしいです。 
    今思うと、ほんとうに鶏には申し訳ないことをしたと反省しています。 
    夏休み明けに、友達から「おまえ酷い奴だ」みたいなことを言われて、喧嘩になったこともありました。 
    それぐらい精神的にキツかったです。 
    鶏さんどうか成仏してください。ごめんなさい。 

    でも、あの日に起こった本当に怖い事件は鶏の餓死じゃなくて、F君が行方不明になったことです。 
    目撃者がいたらしくて、あの日学校までたどり着いたのはほぼ間違いないそうです。 
    F君が小屋で何をしたのかはよくわかりません。 
    F君が夜になっても帰らないので、親が警察に届けて、鶏小屋のことがわかったのはその翌日のことです。 
    僕が一連の出来事を知ったのは、さらにあとのことでした。
    鶏の餓死と、F君が消えたことの関連もはっきりしませんでした。 
    事件か事故かもわかりませんでした。
    とにかくわかっていることは、
    鶏が死んでいるのを目の当りにしたであろうF君が、そのまま忽然と姿を消したということだけでした。 


    383 :本当にあった怖い名無し :2007/03/15(木) 14:30:22 ID:dqzf07gW0
    で、話は現在にもどります。 
    半年前の夏、僕が営業まわりをしていた時、あるチラシを見つけました。 
    子供が近くで行方不明になってしまい、住人に情報提供を募るチラシでした。 
    行方不明になったのは、2年前の夏だったと書いてありました。
    そのチラシがあった場所は、僕がいっていた小学校の近くだったので、 
    自然とF君のことを連想してしまって、じっくりチラシを読んでたら、気になることが書いてあって。

    『この十数年、この学区では小学生の行方不明者が何名もでています。 
     他の学区と比較しても異常なほどに高い頻度です。 
     写真の子とは関係なくても、この付近で不審者を見たという情報だけでもすごく助かります』

    みたいなことが書いてあって、もしかしたらそれってF君のことも含まれてるのかなと。 
    それで、そのチラシにある連絡先をメモっておいて、
    時機を見てそのご両親とコンタクトをとったんですが、案の定むこうもF君のことは知っていて、
    そのご両親は、行方不明になった子はみんな同じ人物にさらわれたのであって、
    これは連続誘拐事件なんだと力説してました。
    これまで少なくとも3人はやられていて、その最初の犠牲者がF君なんだと。
    そのご両親の家は、なんかどの部屋も子供の写真でいっぱいで、
    僕と話すときもすごいテンション高くてちょっと怖かったんですが、
    急にそんな話を聞かされてかなりショックでした。
    でも、その話には一応根拠があって、
    行方不明になった子の家にしばらくたって、変な手紙?みたいなのが来るっていうのが3件あったらしいんです。 
    (F君の家にもなにか届いたらしいのですが、F君の両親はすでにどこかに引っ越していて、
     この事件とももう距離を置きたがっているそうで、コンタクト不可能。詳細も不明だそうです)
    そのうちの一通がそのご両親の家にもとどいてて、それ見せてもらったんですけど、
    なんか御札?みたいな気持ち悪いやつなんですよ。
    手紙とかじゃなくて、細長い紙に人の顔みたいな絵が描いてあるだけで、意味不明なんですが、 
    それが封筒に入ってたらしくて、こんなもん送られたらそらあーなるかもなっていう。 
    なんか呪いの類なのか、単なる悪戯なのか僕にはさっぱりわかりません。 

    「『行方不明になった友達』2/2」に続く

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    261 :本当にあった怖い名無し :2007/02/04(日) 12:08:59 ID:x6gK1L0r0
    俺んちは田舎で、子供の頃から絶対入るなと言われていた部屋があった。 
    入るなと言われれば入りたくなるのが人情ってもんで、俺は中学生の頃こっそり入ってみた。 
    何て事は無い、普通の部屋だった。
    変な雰囲気もないし、窓からはさんさんと日光も入ってきて、何も怖くない。 
    なんだ、ただ単に部屋を散らかされるのが嫌であんな事言ってたのか、と思い拍子抜け。
    退屈ということもあって、その場で眠ってしまった。
    それでも金縛りにも全然あわないし、数時間昼寝して起きた。
    寝てるときも起きてるときも怪奇現象一切無し。やっぱり全然怖くない。
    入るなと言われてた部屋だから、怖いのを期待してたのに・・・

    部屋を出るときに、何気なく部屋にあったタンスの引き出しを開けたら、
    和風の人形(雛人形を小さくしたような感じ)が一体だけ入ってた。
    人形が入っている引き出しはそれだけで、他の引き出しには普通に着物とかが入ってた。 
    こえぇええと思った。


    263 :本当にあった怖い名無し :2007/02/04(日) 16:15:23 ID:jm8a30g90
    後になって(人形の話とかはせずに)ばあちゃんに聞いてみたら、 
    なんでもあの部屋は親父の妹さん、つまり俺から見ると叔母さんに当たる人の部屋だったらしい。
    タンスの中の物も全て叔母さんの物。
    といっても、もう当時からも30何年も前の話。 
    家を今の状態に建て替えたのは、両親が結婚してすぐのことで、 
    将来子供が(まあ俺のことなんだが)出来たときのために、二世帯住宅化したわけだ。 
    で、その時に、少し庭を潰して増築したのがまずかったらしい。 
    その増築したところに建っているのが『入ってはいけない部屋』。
    つまり叔母さんの部屋だったんだが、どうも家を新しくしてから叔母さんの様子がおかしくなった。 
    まず最初は、部屋で寝たくないと言うようになったらしい。
    叔母さんの話によると、新しい部屋で寝るようになってから、
    どんなに熟睡していても、夜中の3時になると決まって目が覚めるようになったらしい。 
    そして、目を開けると消したはずの電気が点いてて、枕元におかっぱの女の子が座って居るんだって。
    そして、不思議なことに、煌々と点いた灯りの下で、女の子の顔だけが真っ黒になっていて見えない。
    でも、何故か叔母さんには解ったらしい。笑ってるって。

    そんなことが1週間くらい続いた。
    叔母さんは頭の良いしっかりした人で、最初はみんなに気味の悪い思いをさせたくない、と黙っていたんだけど、 
    もう限界と、じいちゃんに言ったらしいんだ。 
    だけどじいちゃんは、
    「嫁にも行かんで家に住まわせて貰っているくせに、この大事な時期(親父とお袋のこと)にふざけたこと言うな。
     出て行きたいなら出て行け」
    と突っぱねた。 


    264 :本当にあった怖い名無し :2007/02/04(日) 16:16:18 ID:jm8a30g90
    それから半月くらい経って、ばあちゃんふと叔母さんの話を思い出した。 
    近頃は叔母さん何も言わなくなったし、一日中妙に優しい顔でにこにこしていたから、
    もう新しい家にも慣れて変な夢も見なくなったんだろう、くらいに考えて、叔母さんに聞いてみたんだ。
    そしたら叔母さん、にこにこしたまま、
    「ううん。でももう慣れたよ。
     最初は一人だったんだけどね、どんどん増えていってる。
     みんなでずっとあたしのこと見下ろしてるんだ」 
    そう言って「あはははは」と、
    普段は物静かな人だったという叔母さんには、とうてい似つかわしくない笑い声を上げたらしい。
    たぶん、叔母さんのその話が本当だったにせよ、夢や幻覚のたぐいだったにせよ、
    この頃にはもう手遅れだったんだろう。

    叔母さんの部屋の隣は、じいちゃんとばあちゃんの部屋だったんだが、
    その日ばあちゃん、真夜中に隣から「ざっ、ざっ、ざっ、ざっ」って、穴を掘るみたいな音がして起こされた。 
    叔母さんの部屋に行ってみると、部屋の畳が引っぺがえされてる。
    そして、むき出しになった床下で叔母さんがうずくまって、素手で一心不乱に穴を掘ってるんだよ。
    「何やってるの!?」
    ばあちゃん、さすがに娘が尋常じゃないことを察して怒鳴った。 
    でも、叔母さんはやめない。口許には笑みさえ浮かんでいたという。 

    しばらくして「あった……」と言って、床下からはい出してきた叔母さんの手に握られていたのは、
    土の中に埋まっていたとは思えないほど綺麗な『小さな日本人形』だった。 
    叔母さんはばあちゃんに人形を渡すと、そのまま笑顔で壁際まで歩いていき、
    ごんっ、ごんっ、ごんっ、
    何度も何度も自分の頭を壁にぶつけだした。 
    ごんっ、ごんっ、ごんっ、
    「何やってるの××(叔母さんの名前)!」
    ばあちゃんは慌てて止めようとしたけど、叔母さんはすごい力で払いのける。
    「何やってるんだろう?本当だ。あたし、なんでこんなことやってるんだろう。
     解らないわからないわからない……」 
    叔母さんの言葉はやがて、意味のない笑い声の混ざった奇声に変わっていった。 
    そして、ばあちゃんは聞いてしまったという。
    叔母さんの笑い声に混じって、確かに子供の、しかも何人もの重なった笑い声を。 


    265 :本当にあった怖い名無し :2007/02/04(日) 16:17:06 ID:jm8a30g90
    叔母さんはそのまま10分以上頭を壁にぶつけ続け、最期は突然直立し、そのまま後ろ向きに倒れ込んだ。
    「おもちゃみたいだった」ってばあちゃんは言ってた。 
    起きてきたじいちゃんが救急車を呼んだが、駄目だったらしい。
    延髄だの脳幹だの頭蓋骨だのが、ぐっだぐだだったとか。
    話を聞いたお医者さんは信じられない様子だった。 
    「自分一人でここまでするのは不可能」とまで言われたらしい。
    殺人の疑いまで持たれたとのこと。

    さすがにここまでになったらじいちゃんも無視できず、娘をみすみす死なせてしまった後悔もあって、
    お寺さんに来て貰ったらしい。
    住職さん、部屋に入った瞬間吐いたらしい。
    何でも昔ここに、水子とか幼くして疫病で死んだ子供をまつるほこらがあって、
    その上にこの部屋を作ってしまったから、ものすごい数の子供が溜まっているらしい。 
    「絶対この部屋を使っては駄目だ」と、住職さんにすごい剣幕で念を押された。
    ばあちゃんが供養をお願いした例の人形は、
    「持って帰りたくない。そんな物に中途半端なお祓いはかえって逆効果だ。
     棄てるなり焼くなりしてしまいなさい」
    と拒否られたらしい。 

    で、そこからは怪談の定石。
    ゴミに出したはずの人形が、いつの間にか部屋のタンスに戻ってたり、
    燃やそうとしても全く火が点かず、飛んだ火の粉で親父が火傷したりと、
    もう尋常じゃないことになって、
    困りあぐねて最後は、とりあえず元の場所に埋め戻して、部屋は丸ごと使用禁止にしたって訳。

    悲惨な話だから、経緯は俺に言わないでおいてくれたらしい。 
    「とりあえず、元の場所に戻したのが良かったのか、人形はそれっきり。また出てこないと良いけどねえ」 
    うん。ちゃんと出てきてたよ、おばあちゃん。

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    94 :本当にあった怖い名無し :2006/12/24(日) 21:02:12 ID:2V35za2P0
    1年位前の話。俺には普通に可愛い彼女がいた。 
    大学2年の頃だけど、周りには彼女いない奴も割りと多くて、
    俺はちょっと優越感とか感じてた。(言いふらしたりはしなかったけど)
    彼女のことはそれなりに大事にしてたと思う。 

    俺は実家から通いで、一時間くらいかけて大学に行ってるんだけど、 
    面倒臭いから、下宿住まいの連れの家に泊まることの方が多かった。
    彼女も実家組だったから、彼女の家には行ったことなかったんだけど、 
    10月か11月のある時に、はじめて彼女の家に行けることになった。 
    彼女の家は母親と二人暮らしで、その時は母親が出張とかで、泊まっても大丈夫ということだった。 
    彼女の料理が美味かったこととか、家の中がきれいなこととかにびびって、まぁ色々あって彼女の部屋で寝た。 


    95 :本当にあった怖い名無し :2006/12/24(日) 21:02:54 ID:2V35za2P0
    で、次の日、起きたら彼女が消えてた。 
    女の子向けのシングルで小さいベッドだったけど、
    俺も男にしてはかなり小さい方だし、狭いけど寝れないことはなかったんで、二人で寝たんだけど、
    やっぱり狭くてどっか別の場所で寝ちゃったのかなーとか、ちょっと罪悪感を覚えながら彼女のことを探した。

    けど、見つからなかった。
    家っていってもマンションだし、LDK+3部屋位しかない。 
    彼女の母親の寝室とかも、やべーって思いつつ探したんだけどいなくて、途中からどんどん焦り出して本気で困った。
    コンビニとかに朝ごはんを買いに行ってるのかも、と思い直して待ってたけど、
    12時すぎても帰ってこない。(俺が起きたのは8時か9時位だった)
    携帯も昨日着てたパジャマも彼女の部屋にあった。 
    彼女の母親が帰ってきたらどうしようというのもあって、結局そのまま帰った。 
    鍵は掛けられるわけないから開けっ放しで。

    で、次の日、学校の帰りに、よく泊めて貰う奴のアパートに行った。 
    ここではYにしとくけど、こいつとは小学校低学年からの仲で、こいつには彼女がいなかった。
    そんな相手に俺は、のろけの様なものから彼女の愚痴まで、酒を持ち込んではよく話してた。 
    内心嫌だったのかもしれないが、Yはそういうのをちゃんと聞いてくれるいい奴だった。 


    96 :本当にあった怖い名無し :2006/12/24(日) 21:03:25 ID:2V35za2P0
    俺はちょっと多めに酒を買って、いつもののりで昨日のことを話した。 
    いい加減にしろって感じだよなーという軽い感じのニュアンスを持たせつつ。 
    だけど、Yは俺の話が終わらないうちに、凄い勢いで「何で俺に言った!?」って言ってきた。
    こっちがびびるっつー話なんだけど、その顔がマジでやばかった。 
    何かブルブル震えてるし。(プルプルよりブルブルって感じだと思う)
    何?何でこいつこんな大げさにびびってんの?とか思って、俺は???ってなって、 
    とにかくYを落ち着かせないと、と思った。
    今思うと、俺もYにあてられてパニくってたのかもしれないけど。 

    んで、「まぁとにかく落ち着けよ、何でそんなにびびってんだ?」って、なるべく優しく尋ねたんだけど、Yは、
    「ごめんごめん、マジ、マジでごめん。お前とは友達だけど無理無理無理無理これは無理だわ。 
     ごめんな、ほんとごめん。悪いけど帰ってくれ。ごめん」 
    みたいなことを言いながら、俺を部屋から追い出した。 
    「はぁ?何言ってんの、ふざけんな」とか俺ももちろん言ったんだけど、 
    Yはとにかくごめんとかずーっと繰り返し言いまくってて、俺の言ってることを聞くつもりはないみたいだった。
    結局、外まで押されてバタン、ガチャガチャっつってドアを閉められた。 
    音からしてチェーンをかけたのが分かった。普段はチェーンまではかけない奴なのに。 
    無理やり出されたもんだから靴もちゃんと履けてなくて、外は寒いし、
    俺はポカーンてした後、一気に腹が立ってきた。
    直ぐ携帯に電話を掛けたんだけど、Yは出やがらねぇ。 
    何回か掛けたんだけど、途中で電源を切ったっぽい。
    ますますムカついて、Yの部屋のドアを思いっきり蹴った後、どうしようもないからマック寄って帰った。 


    97 :本当にあった怖い名無し :2006/12/24(日) 21:04:05 ID:2V35za2P0
    その後、彼女にメールとか電話とかもちろんしまくったし、
    彼女と仲良かった子とかにも話を聞きに行ったりしたんだけど、彼女は行方不明になったっぽい。 
    どうも、俺が彼女の部屋に泊まった日に失踪したみたいなんだけど、それは何か怖くて警察とかにも言えなかった。
    彼氏ってことで色々聞かれたけど、
    俺の知らないところで別に彼氏がいたりとかしてて、(しかも彼女の母親に紹介済みorz) 
    逆に疑われるようなことにはならなかった。
    ただ、警察はマジ怖かったけど。 

    Yが何にびびってたのか分からなくて、それがすげぇ怖い。 
    あれからYのとこには行ってない。っていうか行かせてくれなかった。 
    学校で会っても半分無視みたいな感じで交流なくなってたし。 
    ていうかYも、それからちょっとたってどっか行った。
    誰も行き先を知らないらしいんだけど、パソコンに『だれもさがすな』ってデータが残ってたらしい。
    よく知らないけど。

    この前にも身近な人が行方不明になったことが何回かあって正直怖い。 
    次は俺に何かあるんじゃないかって。

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    779 :1/3 :2006/12/10(日) 20:22:47 ID:Up20uHh70
    伯父さんは地元の病院で精神科医・・・というより、
    『薬とかの治療で治せない患者さんの話し相手になって、症状を精神的な面から改善させる』みたいな仕事をしてた。
    カウンセラーって言葉を使えばわかりやすいかな。 
    親父とは二人っきりの兄弟ってこともあったんだろうけど仲が良くて、
    よくうちに遊びに来ては、まだ小学校1、2年くらいだった俺と遊んでくれたり、
    やっぱお医者様だから羽振り良かったのか、お小遣いくれたりして本当大好きな伯父さんだった。 

    で、その伯父さんに最後に会った時のこと。 
    今から4年前の冬休み。だからちょうど時期的には今頃だな。 
    その年の4月から地元を出て札幌の高校に行っていた俺は、
    母さんから「××さん(伯父さん)も来るから、お正月くらい帰ってきなよ」って言われてて、
    どーせ大掃除手伝わされるんだろマンドクセとか思いながらも、
    母さんの栗きんとんと伯父(およびお年玉)目当てに、久しぶりに帰省してきた。 

    伯父さんはいつものように客間に泊まってたんだけど、挨拶しに行ってまずびっくりした。 
    俺の記憶の中の伯父さんは、
    やせ気味の貧乏神ライクな親父と対照的に、100キロくらいありそうな縦も横もでっかい人だったんだが、
    それが親父以上にガリガリになってた。 
    髪もぼっさぼさで、ものごっつアウトローな感じに。 
    まあ、その時は「どーしたの伯父さん。めっちゃかっこよくなってんじゃん」とか言って笑ってたけど。 

    その夜、飯食ったあとに、なんか解らんけど親父が風呂行って、母さんが台所に引っ込んでーって、 
    居間で俺と伯父さんだけになった。
    最初は昔話とか『おまえ札幌でちゃんとやってるか』的なこと聞かれたりとか、ふつーに話してたんだけど、
    ふと伯父さん真顔になって、「今、子供の声聞こえたか?」って。
    伯父さんは酒ダメだったし、別にふざけてるとか俺を脅かそうってわけでもないっぽい雰囲気だったので、 
    ちょっと怖くなりながらも(当然ながら我が家で最年少は俺)「聞こえんかったよ」って言うと、
    「そうか、やっぱりな・・・」って哀しそうな顔でこんな風に言うんだよ。
    「伯父さんさ、最近聞こえるんだよ。どこにいても、子供の声がいろいろ命令して来るんだよ」 


    780 :2/3 :2006/12/10(日) 20:24:31 ID:Up20uHh70
    伯父さんの仕事は前述の通りなんだけど、
    その病院ってのが医療施設というより、もはや『本気で重症な奴の隔離場』みたいなとこで、
    建ってるのは山の中だし、窓には全部鉄格子がはめてあるようなとこなんだよ。
    いつか患者が逃げたってニュースやってたから、それでテレビに出たのを見た人もいるかも。 
    それで、そのカウンセラーの仕事自体も紙一重なところがあって、電波が移るっていうの? 
    あんまし真面目な人だと、電波さんの話をちゃんと聞きすぎて、
    影響受けて自分もいろいろ支障をきたしちゃったり、ってこともよくあるらしい。 
    伯父さんの話だと、同僚の女の人が一人「音波が脳に刺さるのが見えてきた」とか言って、
    自分ちで首吊っちゃったってことが、その頃あったんだって。
    他にもいろいろ話してくれたけど、『音波が脳に刺さる』ってフレーズだけやたら印象に残ってる。 
    「俺もそろそろかなぁ」って伯父さん、空元気ってのとも違う感じで、妙に楽しそうに笑ってたよ。 

    で、伯父さんおもむろにテーブルにあがってたみかん掴んでさ、「見えるか?」って。 
    「何が?」
    「くっつき虫(だったか)だよ。ほら、またにゅるにゅる出てきてるだろ。
     白いのにゅるにゅるうごめいてるだろ・・・何食べようとしてもこいつら出てくんだよ。
     食ったら身体乗っ取られちゃうよ」
    伯父さんがここまで痩せた理由もそれだったという。ろくに飯も食えてないっつってた。 
    近頃は寝るのもつらいとも言ってた。寝てる伯父さんを、天井から誰かが見てるんだって。 
    最後に「ごめんな」って言って、伯父さんは居間を出て行った。 
    でも、そういえばその時はまだ、俺は伯父さんが怖い話をして脅かしてやろうとしたんだと思ってた。 

    次の日、家族の誰も起きる前に伯父さんは帰ったらしい。 
    布団も片づけてなくて、本当に着の身着のまま、まるで何かから逃げるように。 
    母さんの話では、その後は電話とかしても全然つながらなくなっちゃったらしい。 


    781 :3/3 :2006/12/10(日) 20:25:27 ID:Up20uHh70
    その一ヶ月くらい後に、伯父さんは事故で亡くなった。 
    中央分離帯に突っ込んだらしいんだけど、葬式の時、親戚からこんな話を聞いた。
    伯父さんは自殺だったんじゃないかって。 
    見てた人が証言したらしいんだけど、
    伯父さんの車、地面が凍ってたわけでもない道路で今までまっすぐ走ってたのを、
    急に自分から分離帯に突っ込んだそうだ。 
    よく解らないんだけど、そーいうのを勉強してる専門家なら、
    自分がそろそろやばいってこととかもわかるもんなのかね。
    なら伯父さん、自分がイッちゃう前に、最後に親父やお袋や俺に会いに来てくれて、
    それで廃人になる前に自分で命を絶ったのかなー・・・なんてさ。 

    ま、それで終わってれば綺麗な話なんだけどさ、
    親父が葬式の後、帰りの車でぽつりと、
    「そういや、アレは事故の前の日だったんだな。夜中に留守電入ってて、それが兄貴だったんだよ。 
     なんか気持ち悪くて消しちゃったんだけど、あの病院って子供もいるのかな」 
    親父の話だと、伯父さんのメッセージは酔ったような声でたった一言、
    『俺、命令されちゃったよ』
    それで、その声に隠れるように、子供っぽい声が何人も『死ね』『死ね』っつってたらしい。 
    そんな兄が死んだのネタに怖い話するような局面でもないし、本当のことなんだろうけど・・・ 
    親父は今も元気なので、別に電波受信したりはしてないようですが。

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